おはようございます、ろんです。
今回は、ガンプラの『グレード』ガンプラの種類についての記事になります。
ガンプラは、2020年の今年で40周年を迎えました。最近では女性のモデラーさんも増えてきて、老若男女、たくさんの方がガンプラづくりを楽しんでいます。
そこで、今回は、これから益々ガンプラを趣味にする方が増えていくのではないかと思い、ガンプラの種類『グレード』についての記事を書くことにしました。
今週末、はじめてお気に入りのガンプラを見つけに模型店や、ホビーショップに出かけようとお考えの方や、Amazonなどで情報収集をされる方、よろしければお付き合いくださいm(_ _)m
また、この記事の最後にわたしのTwitterアカウトへのリンクがありますので、よろしければご覧ください。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
はじめてガンプラを買うときって…
どれが、自分に作れるガンプラなのか分からないんじゃないかと思います。
今回、紹介するグレードは、
- HG(ハイグレード)
- RG(リアルグレード)
- MG(マスターグレード)
3種類です。
ガンプラの種類は『グレード』と言うもので分かれていて、パーツ数、組み立て難易度、精密感、ガンプラの大きさ、価格などが違います。
『迷うのもガンプラ作りの楽しみ』のひとつですが、めちゃくちゃ種類が多いのと、はじめは箱にかいてある『HG』とか『MG』とか意味不明かもしれません。
『自分に丁度いいガンプラってどれ???』と、ちょっとだけ悩んじゃう方でも、この記事をよんで頂ければ
- ガンプラの種類(グレード)の内容がわかる
- ガンプラの種類(グレード)の違いがわかる
- どのグレードが自分に合っているかの参考になる
- もしかしたら、彼氏さん、彼女さんへのサプライズプレゼントの参考になるかも?
です。
連休につくるガンプラは!?HG、RG、MG、各グレード徹底紹介!
もくじ(タップした項目までとびます)
1. HG(ハイグレード)の紹介
●HGの価格は、1,000円〜2,000円前後がほとんど。
基本的に、お求めやすく、組み立てやすいグレードがHGです。なかには3,000円前後のものから10,000円越えのガンプラもありますが、1,000円〜1,500円の間でも種類が多いので気に入ったガンプラが見つかると思います。
大きさは、頭の高さで12センチくらい、ちょうど手のひらに収まる、いい感じの大きさです。また、稀に20センチ近いガンプラや超巨大なガンプラもあったりします。
ガンプラのラインナップが一番多いのもHGの魅力のひとつ、いろんなMS(モビルスーツ)をならべて飾りたい方にオススメのグレードです。
●HGは完成までの作業時間が短い
HGはRG、MGと比べて短い作業時間で完成させることが出来ます。ひとつのガンプラを数日かけて作業するよりも、短時間で完成させて遊びたい方にオススメ。わたしのHGガンダム(リバイブ版)の完成までの作業時間は、約2時間でした。
●はじめてガンプラを作る方でも2時間から4時間で完成すると思います。
パーツ数も少なく、こまかいパーツもあまり無いので、サクサクと作業が進みます。具体的にパーツ数でいうと、今回つくったHGのガンダムは、MGのガンダムと比べてパーツ数、約1/3です。
写真は、HGUC RX78ー2ガンダム(リバイブ版)全ランナーです。ランナー数:5枚 パーツ数:140個 シールが付属
●HGは遊びやすさNo.1!
ガンプラやフィギュアを手に持って、玩具同士を戦わせる遊びを『ブンドド』といいます。
HGは、細かいパーツが少なく、作りもシンプルなので、ガンプラを振り回して遊んでも、パーツがポロリと落ちたりしないので、動かしながら遊ぶブンドドにはピッタリのグレードです。
● HG RX78-2ガンダム完成画像
ガンプラ初心者の方にはHG(ハイグレード)をオススメします。記事中で何度も言ってますが、造りもシンプルなので、動かしながら遊んでもパーツが取れることもありませんし、最近のHGは可動も優秀で、昔のガンプラには出来なかったポージングも難なくこなしてくれます。劇中の名シーンも再現できて、テンションが上がると思います。
2. RG(リアルグレード)の紹介
●RGの定価、3,000円前後のものが多いグレードです。物によっては、4,000、5,000、6,000円とすこし高価格なガンプラもあります。Amazonや量販店などなら2、3割引きなっているのではないかと…?
●はじめてガンプラを作るかたでも7時間から10時間ほどで完成すると思います。
大きさは、HGとおなじ12センチ程ですが、ディテールが細かく再現されていて、パーツの色づかいも凝っています。薄めの色や、濃いめの色をつかいながら、『リアル感』を演出しています。なので、塗装や、むずかしい作業をしなくても組み立てるだけで、リアルでカッコいい完成品ができあがります。組み立て難易度は、HGより高めです。組み立て完了までのわたしのRG作業時間は、約6時間とリアリスティックデカール貼りに1時間30分。合計7時間30分でした。
写真は、RG RX78ー2ガンダムの全ランナーです。ランナー数:10枚 パーツ数:269個 リアリスティックデカールが付属
ラインナップは主役機やライバル機がほとんどで、ガンプラ自体の種類ではHGのほうが豊富です。
●RGの組み立て方の注意点
アドヴァンスドMSジョイントと言う、半ぶん完成している骨組みパーツに、外装パーツをパチパチ取り付けていく作りかたです。
注意点は、ランナーから切り離してすぐのアドヴァンスドMSジョイントは関節が固いので、いきなりグイッと関節をまげると、破損の原因になります。なので優しく数回コキコキうごかしながら、慣らし可動をすることをオススメします。
RGのカッコよさのひとつは、小さいパーツが寄り集まり、精密感を再現している所なので、ゲート処理(ランナーから切り離したときの余分な部分を無くして、パーツの表面を平らにすること)を入念にした方が、より綺麗にカッコよく仕上がります。
なのでよく切れるニッパーやデザインナイフ、ヤスリなどを用意するといいと思います。
●RGはリアリスティックデカールが付属
RGにはHGには無いリアリスティックデカールというシールが付属しています。RGのリアリスティックデカールは金属のように見える箔押し加工がされていて光があたるとキラリと光ります。
MGにも同様のシールがついてきますが、RGのほうが、より細かい所に金属的なシールが貼れるようになっています。
説明書には、リアリスティックデカールを貼る際『ピンセット等の使用を勧めています。』と記載されています。
ちょっと危ないですがデザインナイフの方が貼るときの位置ぎめに重宝します。デザインナイフを使うときは、ケガなどに気をつけましょう。
●RG RX78-2ガンダム完成画像
細かい作業が好きなかたや、以前ガンプラを組んでいて、久しぶりに歯応えのあるガンプラに挑戦しようと考えている方にオススメです。RG(リアルグレード)は、パーツがかなり小さいので、MGとは、また違った難易度があります。新作のRGニューガンダムは、かなりカッチリした遊び心地のようなので、チャンスがあれば、挑戦してみたいです。
3. MG(マスターグレード)の紹介
●MGの価格帯は3,000円〜10,000円以上とまでさまざま。
MGのガンプラには、完全変形、完全合体、アーマーの着脱など、いろんなギミックをもつガンプラがあります。なので、それぞれのガンプラがもつギミックのシンプルさや複雑さによってMGのガンプラは、グレード内でも値段設定にけっこう幅があります。
●はじめての方でも組み立てから、リアリスティックデカール貼りまで9時間から12時間ほどで完成すると思います。
●MGは大きさと作った後の達成感に満足
大きさは、頭の高さで18センチ。内部フレームから組み立てはじめ、外装パーツを取り付けて、長時間の作業のあとにHG、RGの約1.5倍の大きいサイズをみれば、喜びもひとしおです。
写真はMGRX78-2ガンダムver.3.0の全ランナーです。ランナー数は パーツ数は
そしてリアリスティックデカールが付属しています。
出来上がると、作った甲斐があったと言うもので、大きさにもカッコよさにも満足します。わたしのMG組み立て時間は、約8時間とリアリスティックデカール貼りに約1時間30分。合計9時間30分でした。
●MGはメカメカしいディテール好きな方にオススメのグレードです。
MGは、HGやRGでは作らない内部フレームまでモデラー自身で組み立てる、充実の作業工程になっています。外装うらにギッシリつまった内部のメカが、肘や膝のうごきに合わせて、見え隠れするギミックは、RGとは、また一味ちがったガンプラの見せ方になっています。
また、別売のLEDユニットを取り付けることでカメラアイを光らせることもできたりします。
MGのガンプラ、お店によって置いてあるものがまちまちなので、気になるMGがあれば、Amazonなどの通販サイトをチェックしてみるのも手かもしれません。
●MG RX78-2ガンダム完成画像
とにかく大きいサイズで、存在感あるガンプラが欲しい方に、オススメのグレードです。
パッと見、RGが大きくなっただけの印象もありますが、MGでは、モールドなどのディテールもしっかり表現されているので、デスクのうえに素立ちで飾っておくだけで、存在感あるオブジェになると思います。わたしのような子育て中のお父さん、お子さんが寝静まった後に、夜な夜な、パチパチとMG(マスターグレード)を組み立てるのもオツかもしれません。
*記事内で使わせて頂いたお店の写真は、埼玉県北浦和にあります、模型店『ジャカワン』さんの店内写真です。撮影はお店のご主人に許可を頂いて行っています。
4. RX78-2ガンダム HG、RG、MGの比較
ガンプラのなかでもHG、RG、MG、3種類すべてのグレードで発売しているMSのガンプラもありますが、やはりガンプラと言ったら『RX78-2ガンダム』だと思いましたので、RX78-2ガンダムを見ながら比較して行きたいと思います。RX78-2ガンダムと、他のMSとの造りは当然ちがいますので、ひとつの『HG、RG、MGの比較参考例』だと思っていただけたら、ありがたいです。比較項目は3種類【大きさ比較】【パーツ数と作業時間】【可動域】の3つです。
【大きさ比較】
H GとRGが約12センチ、 MGが18センチ。M Gの存在感はやっぱりすごい。でも、自分で組み立てたこともあり、どのグレードのガンダムも甲乙つけがたいガンプラだと思います。
【パーツ数と組み立て時間の目安】(RGのストライクガンダムと一緒に取りました)
H Gのランナー数5枚 パーツ数140パーツ シールが付属
H Gの組み立て時間は、約2時間(シールを貼りながら)でした。はじめての方なら2時間から4時間で完成できると思います。
RGのランナー数10枚 パーツ数269パーツ リアリスティックデカールが付属
RGの組み立て時間は、約6時間とリアリスティックデカール貼りに約1時間30分。合計7時間30分でした。はじめての方なら組み立てから、リアリスティックデカール貼りまで7時間から10時間ほどで完成できると思います。
MGのランナー数19枚 パーツ数409パーツ リアリスティックデカールが付属
MGの組み立て時間は、約8時間とリアリスティックデカール貼りに約1時間30分。合計9時間30分でした。はじめての方なら組み立てから、リアリスティックデカール貼りまで9時間から12時間ほどで完成できると思います。
【可動域】
ガンプラを作ったら、一度はさせてみたいポーズをとらせてみました。
立て膝撃ち→正座→ビームサーベルの抜刀→開脚→腰可動です。どのグレードも違和感のないポージングが決まります。
HGガンダムはリバイブ版ではありますが、RG、MGにも負けず劣らずなかなかの可動範囲です。
立て膝撃ち
正座
ビームサーベルの抜刀
開脚
腰の可動
おまけ
最近のガンプラは、だいたい2、3割引くらいで売られていますね。
HGガンダム1,100円税込→990円で電気量販店で購入
RGガンダム2,750円税込→2,200円で電機量販店で購入
MGガンダム4,950円税込→4,100円で電気量販店で購入
まとめ
HGのガンプラをオススメする方は
短時間でガンプラを完成させて、ガンプラを動かしながら遊びたい方にオススメ
RGのガンプラをオススメする方は
RGは極小パーツが多いので細い作業が好きな方、得意な方にオススメ
MGのガンプラをオススメする方は
大きいガンプラが好きな方。数日に分けてガンプラを作れる時間を取れる方にオススメ
最後までお付き合いいただき有り難うございます。
未熟者ですが参考にしていただけたら嬉しいです。
わたしの記事は、自分でつくったガンプラをお気に入りの場所に並べながらニヤニヤしたい方にむけて書いています。コンテストなどにむけて、がんばっている方にも読んでいただけたら勿論ありがたいですが、基本的にはまったり、マイペースでガンプラを楽しみたい方にむけて記事を書いています。
つくる方もつむ方も、また覗きに来て下さい。
ブログ以外のガンプラはTwitterよりご確認ください^_^